奈良ガールズケイリンは16日、開催2日目を迎える。初日6Rでは石井貴子(33=東京)が突っ張り先行で2着。直近4か月のバック本数20本が示すように本人の先行意欲は強く、このバック本数はまだまだ増えそうだ。

 結果は2着も石井のレースぶりがキラリと光った。前を取って後方が追い上げてきても引く構えは一切なし。最終ホームで布居光(20=和歌山)が見えないところからカマしてきてもしっかりと反応して合わせ切り、バックでは完全に逃げ切る態勢に入った。残念なことに石井の後位には本命の尾崎睦(35=神奈川)が追走しており、早めに踏まれてゴールでは1/2車輪だけ差されてしまった。

 それでもレース後は「1番(布居)が来たのが見えて、そこでスピードに乗せられました。4コーナーでよしっと思ったけど、尾崎さんにあの(短い)直線でこられては」。力を出し切れたとあって晴れ晴れとした表情を見せた。「本命が(真後ろに)入ることが多いんですよ。一車でもあればまた違うんですけどね」。それは裏を返せば石井より点数上位の選手であっても離れれば追いつけないという警戒感の表れ。そのスピードを完全に認めていることになる。

 直近4か月のバック本数は20本。初日の走りでまた増えることになり「今月で26本目指して頑張ります」ときっぱり。もちろん、単にバックをつけているわけではない。「(バック数に)こだわってはいないけど、先行はしたいと思っているので必然的にそうなるんです」

 16日の7R予選2は7連勝中の柳原真緒(23=福井)が強敵。それでも舞台は超小回りコース。柳原をうまく後方に置いて先行態勢に持ち込めば逃げ切りがあっても何ら不思議はない。