ボクシングのWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(33=英国)が、総合格闘技のUFC王者とプロレスの元WWE王者との対戦を熱望し話題を呼んでいる。
無敗王者は23日(日本時間24日)に、英ロンドンのウェンブリー・スタジアムでディリアン・ホワイト(英国)を6ラウンドTKOで破り、防衛に成功。注目は歓喜に包まれた試合後だ。フューリーは「これで幕引きかもしれない」と引退を示唆した一方で、UFCヘビー級王者フランシス・ガヌー(カメルーン)をリングに上げて、対戦を予告したのだ。
米メディアによればガヌーは現在、ヒザの手術明けとUFCとの契約問題でしばらくリングに戻れないため「メガファイトはオクタゴンのスター(ガヌー)がフリーとなる2023年に実現する可能性がある」(米スポーツ専門局「ESPN」)という。ただ、無敵の「ジプシー・キング」はUFC王者との対戦だけでは満足しない。
試合後の会見では世界最大のプロレス団体・米WWE参戦についても言及。「そこで戦うことからオレを外さないでくれ。『サマースラム』でオレと会えるかもよ。ビンス(マクマホンWWE会長)とその仲間と話さないといけないな。ドリュー・マッキンタイアがオレについて、いろいろ言っていることも知ってるんだぜ。ヤツをノックアウトしてやる」などと真剣な表情で語り、WWE真夏の祭典「サマースラム」(7月30日=日本時間31日、テネシー州ナッシュビル)出撃とマッキンタイア戦実現を示唆した。
フューリーは2019年10月のWWEサウジアラビア大会でプロレスデビューし、ブラウン・ストローマンに勝利している。サマースラム参戦が実現すれば、2年9か月ぶりのプロレスマット出場となる。
対戦相手に〝指名〟した英スコットランド出身のマッキンタイアとは、2年前からSNSなどで挑発合戦を繰り広げてきた。そのマッキンタイアも自身のツイッターに、フューリーの発言を報じた「BTスポーツ」の記事を引用し「彼のキャリア最大の勝利であり、ヤツはもうオレの名前を口から出すことはできない。タイソン・フューリー、お前はオレたちの番号を知っているんだからな!」と投稿。対戦実現へ、実際に交渉を始めるように〝要求〟した。
フューリーは希代のエンターテイナーだけにリップサービスの可能性もあるが…ボクシング世界ヘビー級王者VSプロレス元王者、真夏の大決戦は実現するのか? 注目が集まる。












