玉野競輪GⅢ「開設71周年記念 瀬戸の王子杯争奪戦」は26日に初日を開催した。

 初日メインの特選12Rは脇本雄太(33=福井)が鐘前の2角から猛然とカマシを見舞い別線をシャットアウト。前半10秒7、後半11秒5と破壊力たっぷりのタイムを叩き出し悠々を押し切った。

 それでも脇本は「僕の中ではまだ満足していない」とキッパリ。さらなる高みを目指している。

 そんな本人の気持ちとは裏腹に、周りは脇本に対し恐怖感を抱いている。マークした佐藤慎太郎(45=福島)は「出だしで80%脚を削られた。ワッキーとの力の差を感じた」と直線で太田に食われての3着にがく然。

 脇本を出して3番手にハマった太田竜馬(25=徳島)も「3番手に入ったのはまだいいが、そこからまくっていける感じは1ミリもなかった。行けるところもなかったけど勇気を出して踏んでみたが出なかった」と脱帽。

 成す術なく終わった吉田拓矢(26=茨城)も「あんなに早く来るとは思わなかったです。対応ができませんでした」と唇をかんだ。