ヘンリー王子&メーガン妃が26日(日本時間27日)、米市民運動団体の全米黒人地位向上協会(NAACP)が主催する恒例の「NAACPイメージ賞」で特別賞の「プレジデント賞」を受賞した。テキサス州でDV被害女性の保護施設の設置への協力や、新型コロナウイルスワクチンの平等接種の提唱などへの貢献が認められたものだという。
ヘンリー王子夫妻は授賞式に出席し、王子は受賞スピーチの冒頭でロシアのウクライナ侵略に触れ、「ウクライナの人々はグローバルコミュニティーとしての継続的な支援を緊急に必要としている」と訴えた。続けてNAACPに感謝の意を表した。
メーガン妃は2020年に黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警察官に首を押さえつけられて死亡した事件を振り返り、「アフリカ系アメリカ人にとって、9分29秒(犯行時間)は時間を超越し、何世紀にもわたって癒えない傷を呼び起こすもの」と訴えた。
NAACPは米国で最も歴史のある公民権運動の活動組織。社会に大きく貢献した人たちをたたえるため、毎年受賞式が行われる。これまで元ボクシング世界王者モハメド・アリやNBAのレブロン・ジェームズ、ラッパーのジェイ・Z、公民権活動家ジェシー・ジャクソン、コンドリーザ・ライス元国務長官らが受賞している。
NAACPはまた、ヘンリー王子夫妻が運営するアーチウェル財団と共同で「NAACPアーチウェル・デジタル市民権賞」を新設。社会正義とテクノロジーが交差する分野で活動している先駆者らを対象に、10万ドル(約1100万円)を活動費として授与するという。
第1回の受賞者は「抑圧のアルゴリズム」の著書で知られ、カリフォルニア大ロサンゼルス校でジェンダー学とアフリカ系アメリカ文化学の教授を務めるサフィア・ノーブル教授が選出された。












