人気アイドルグループ「乃木坂46」の最年長メンバー・新内眞衣(30)が10日、東京国際フォーラムで卒業セレモニーを開催。この日をもって、約9年間在籍したグループから卒業した。

 新内は2013年5月に2期生として加入。18年3月までニッポン放送の関連会社で働く〝OL兼任〟の異色アイドルとして話題になった。

 ラジオパーソナリティーとしても活躍。2016年3月から「乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)」(毎週水曜27時)、19年4月からは「乃木坂46のオールナイトニッポン」(毎週水曜25時)のメインパーソナリティーを担当してきた。

 この日のセレモニーも“ラジオ番組形式”でトークをメインに進行。自身が初めて楽曲参加した「生まれたままで」を披露した後は、1期生の星野みなみ(24)、齋藤飛鳥(23)と思い出話に花を咲かせた。

 新内にとって、星野と齋藤は“先輩で年下”という存在。新内ら3人は、スタッフからお互いタメ口で距離を縮めることを求められたエピソードを明かした。

 星野が「後輩だけど、年上だったから(振る舞いなどが)難しかったんじゃないかな。大変だったんじゃないかなって」と気遣うと、新内は「ぎこちなかったんじゃないかな」と振り返った。
 
 それでも新内は星野と齋藤に対して「楽屋とかで2人の方から(仲良くしようと)来てくれた。昔から打ち解けててうれしかった」と感謝すると、星野は「最初からタメ口で来てくれてうれしかった。(タメ口を)頑張ってたかもしれないけど、うちらは年上のお姉ちゃんっていう感じだったよ!」と優しく語りかけた。