和歌山競輪GⅢ「開設72周年記念」(和歌山グランプリ)は11日、3日目を行った。
古性優作(30=大阪)が連日、手探り状態でレースに打ち込んでいる。2021年のグランプリ王者として挑んだ初戦は初日、2日目とらしさを欠きいずれも着外と期待を大きく裏切った。
3日目、準決12Rは立ち遅れかけたが、東口善朋(42=和歌山)の献身的なアシストで我を取り戻し、6番手まくりが決まった。だが、表情は浮かない。
「前受けは嫌でしたが、けん制になったし受けるしかなかった。東口さんの援護がなければもっと悪い展開になっていましたね…」
さらに「連日1番車にふさわしくないレース。郡司(浩平・31=神奈川)君や松浦(悠士・31=広島)君と違ってS班の責任を果たすレースが自分にはできていない。これから似合っていく選手になっていきます」ともこぼした。
これまでと違い、受けて立つ立場にまだ戸惑いがあるのか、有形無形のプレッシャーが足かせとなって重くのしかかる。だが、そんなことで気落ちをしていてはならない。レースとなれば大胆不敵で図太く立ち回るのが最大の魅力であり、生命線だからだ。
決勝のメンバーが出ると当初は「自力」とコメントしたが、その後に「何があるかわからないから自力自在にしてください」と変更を申し出た。タテヨコ何でもありの変幻戦で王者の威厳を示してみせる。












