俳優の城田優(35)が7日、大阪市内でミュージカル「カーテンズ」の取材会に登場した。

 舞台上で起きた殺人事件の捜査に駆けつけた城田演じるミュージカルオタクの警部補が、事件の解決を急ぎながらも、その舞台作品の内容が気になり始め、事件同様に首を突っ込み始めるというミステリー・ミュージカルコメディ。

 主演だけでなく演出も手掛ける城田は、自身の視点は「マイノリティーかもしれない」とした上で、ブロードウェイと日本を比較した際に、「日本のミュージカルに足りないのは芝居の強み。ショーアップされたところばかりが目立つ」と感じているという。

 それだけに「僕は何よりもお芝居の部分に時間をかけるタイプ。僕の演出を受けた方は『城田は芝居に細かいし、うるさい』と言ってくれてるそうです。僕にとっては誉め言葉。自分の芝居が上手いとも思わないですが、誰よりも時間をかける。歌、ダンス、芝居と分かれないように、芝居の中の歌であり、ダンスであるということを注視してみてます」と〝演出家〟としての持論を語った。

 同作では、俳優・三浦翔平(33)とアイドルグループ「櫻坂46」菅井友香(26)がミュージカル初出演する。三浦とは「とてもミュージカルが好きで、友人の中でもトップクラスに僕の作品を見にきてくれる。総評もしてくれる」という仲。

 今回、自身の演出のもとで初ミュージカルに挑むことになったが、「『俺はミュージカルは分からないから、あなたの言うことを聞く』と言ってくれてる。ダンスのセンスもいいし、歌声も磨けば光るものがある。お芝居も舞台、ドラマ、映画の数々の作品で波に乗ってる。『カーテンズ』という作品で、僕の演出で、さらに輝いて大きな波に乗ってもらえれば」と期待した。

 東京公演は「東京国際フォーラムホールC」(来年2月26~3月13日)、大阪公演は「新歌舞伎座」(同3月18~22日)、愛知公演は「愛知芸術劇場 大ホール」(同3月26~27日)で上演される。