強制性交の疑いで1日に逮捕された俳優の新井浩文容疑者(40)が主演の一人を務め、今年公開予定だった映画「善悪の屑(くず)」の公開中止が8日、決定した。
同日、配給元の日活が公式サイトで「関係各所と協議を行った結果、新井浩文氏が出演する映画『善悪の屑』の公開を中止することといたしました。本作を応援いただいております皆さま、また制作スタッフの皆さま、ご出演いただいた皆さまには、深くお詫び申し上げます」と説明した。また6月公開予定だった新井の出演映画「台風家族」はすでに公開が延期され、配給元のキノフィルムズは事件の経過を見て対応するとしている。
「善悪の屑」は新井容疑者と林遣都(28)のダブル主演で、2人が演じるのは復讐代行業。原作は累計350万部を誇る人気漫画だったが、結局は公開中止に。犯罪加害者や性犯罪者への復讐代行がテーマということで過激な暴力描写もある。
映画関係者は「事件を思い起こさせる内容だから、逮捕された直後から『公開は難しい』と言われていた」と言う。
新井は「死んだ魚の目」とも言われる独特の眼光と存在感で、デビュー以来、数々の犯罪者や不良役を演じてきた。
「そういった、どこか狂気を感じる影のある役が映画やドラマ界で個性として評価され、最近では刑事役、教師役、エンジニア役など役の幅も広がっていた。そんな矢先に事件を起こした。昨年だけで公開された出演作は5作。売れっ子俳優になったばかりなのに…」(同)
損害賠償は、ドラマの放送や配信中止、延期、DVD発売延期、ネットCM配信停止などを合わせ5億円を超えるともいわれる。まさに最悪のタイミングでの事件だった。












