俳優の佐藤二朗(57)と女優・橋本愛(30)のトラブル報道をめぐり、批判の矛先がフジテレビに向きつつある。局内は過去の〝トラウマ〟からピリピリムードに包まれているという。
2日発売の「週刊文春」によると、6月23日に最終回を迎えた同局ドラマ「夫婦別姓刑事」の現場で佐藤が橋本の楽屋に押しかけ、キャリアを否定する発言をしたという。撮影中の身体的接触をめぐり、認識のズレが伏線としてあった。
事態を重く見たフジは外部の弁護士に調査を依頼し、不適切な発言をした佐藤を厳重注意。2日に発表した声明では「当社は、過去に辛い経験をされた方に対して、それによる不自由や制限を当然に受け入れるべきだという意見には与しません」という立場を表明した。橋本の所属事務所も3日、「フジテレビ社による報道が事実との認識です」という声明を発表した。
フジと言えば、昨年、元SMAP中居正広氏による性的トラブルの対応をめぐり、多くのスポンサーが一時撤退。局員の間ではトラウマとして脳裏に深く刻まれた。局内関係者の話。
「佐藤さんと橋本さんがトラブっているという話は、文春報道の前から局内の一部で話題になっていました。ハラスメント絡みということから、中居氏の悪夢を思い出し『またスポンサーが引いたらシャレにならない』と危機感をあらわにする人もいます」
もっかSNS上では同局の〝監督不行き届き〟が指摘されている。橋本側から事前に身体接触に制限があることを聞きながら佐藤本人に伝えなかったこと、佐藤の楽屋乱入を未然に防げなかったことなどが批判のマトとなっている。フジが出した杓子定規な声明も反感を買っている。
一方でフジは今回、中居氏の問題を教訓にトラブル内容を外部弁護士に相談し、判断を仰いだ。佐藤や橋本サイドと話し合いを重ねた形跡もある。時には幹部局員が撮影現場を訪れることもあったという。
「それでも叩かれるのがフジの宿命ということなのかな。局内は文春二の矢、三の矢を恐れているようで、文春、橋本、佐藤側の動きを探るべく、フジの記者があちこちに絡している」(ワイドショー関係者)
直近では9月公開予定の映画「踊る大捜査線 N.E.W メトロポリスを駆け抜けろ!」のスピンオフドラマに出演予定だった佐藤を白紙に戻した。前出の局内関係者は「このタイミングで、ハラスメント疑惑のある人物を起用しないのは当たり前。いま会社は〝爆守備体制〟を敷いています」と語る。
佐藤の所属事務所は一連の報道に「ハラスメントに該当する事実は確認されておらず、そのような評価は適切ではない」と反論。佐藤本人も事務所を通じて「すべての『事実』が明らかになる日が来ることを、切に祈ります」とコメントしている。騒動はまだまだ収まる気配はない。フジの激震は続きそうだ。












