大相撲秋場所で2場所ぶり5度目のVを遂げた横綱大の里(25=二所ノ関)が29日、茨城・阿見町の部屋で一夜明け会見に臨んだ。大横綱の気配が漂う大の里は、故郷・石川県のソウルフード「金沢カレー」をこよなく愛する。地元の大人気チェーン店からも角界の〝チャンピオン〟に大きな期待が寄せられている。
大の里は横綱豊昇龍(26=立浪)を決定戦で撃破し、13勝2敗で横綱初優勝を飾った。会見で「今までの優勝とは、またひと味違う感じがある。先場所は最高位の番付で優勝することがかなわなかったけど、こうやって(横綱)2場所目で成し遂げられた。これからも(優勝)回数を重ねていきたい」と笑顔を見せた。
横綱の地元では、千切りキャベツとソースのかかったカツが乗った「金沢カレー」がB級グルメとして人気を集める。中でも大の里は、ご当地チェーン店「チャンピオンカレー」が好みだ。今回の優勝を受けて同社は、29日から10月1日まで石川県内の4店舗で「能登豚カツ」合計600枚の無料トッピングを実施している。
同社の広報担当者は「地元出身の大の里関がご活躍されていて、とても喜ばしく思っています。弊社が二所ノ関部屋の後援会に入っていることもあり、同部屋と大の里関を応援しています。地元でも横綱への期待はとても大きいため、優勝されるたびに何か還元したく、今回はトッピング無料のキャンペーンを行っています」と説明した。
横綱昇進後の5月下旬には新しい綱を作る「綱打ち」が行われ、大の里は同社のキッチンカーを手配。参加した一門の力士や、報道陣などにカツカレー250食を振る舞った。同担当者は「大の里関から後援会や当日お手伝いをいただく相撲関係者の皆さまに、地元の好きな味をお届けしたいという依頼がありました」と明かす。
その上で「私たちとしては、大の里関が横綱としてカッコいいチャンピオンであるために、常に応援していきたいです。今後も私たちらしい応援方法を考えていこうと思います」と地元横綱にバックアップを約束した。大好物の〝カレーパワー〟で、さらなる躍進を遂げていきそうだ。












