油断はない。大相撲秋場所4日目(14日、東京・両国国技館)、元大関の幕下朝乃山(28=高砂)が幕下栃神山(21=春日野)を力強く寄り切って2連勝。形にこだわらず一気に攻め、取組後は「左上手ほしかったんですけど、あそこで止まると(相手も)力ありますし、先に先に攻めようと思いました」と冷静に振り返った。
6場所出場停止処分から約1年2か月ぶりに復帰した7月の名古屋場所で三段目優勝を果たし、今場所は東幕下15枚目に番付を上げた。関取を目指す実力者が集まっているとはいえ、元大関として負けるわけにはいかない。それでも朝乃山は「番付は一緒なので僕も負けていられないという気持ち」と平常心を貫いている。
一方、本場所中で自身の相撲がない日は基礎運動を中心に汗を流し、昼食や掃除を済ませると「(午後)1時からBS見たり、NHK見たり(同)6時までは相撲を見てます」と、幕下から幕内の取組までチェックしているという。
緊張感を持ちながらも心身ともに安定してる元大関は「一日一番取組がある日はしっかり自分の相撲を取りきることだけ考えています」と気を引き締めた。












