【パラヒーローズ】小栗有以&岡部麟が思い熱弁 1年延期はたくさんの人に魅力伝えるチャンス

2020年05月15日 11時00分

昨年8月のイベントで岡部(左)はボッチャに挑戦した

【Restart パラヒーローズ その壁を乗り越えろ(2)】ピンチをチャンスに変える! 人気アイドルグループ・AKB48のチーム8は、パラスポーツの魅力を伝えるべく奮闘している。一見パラリンピックとは無縁の彼女らが、活動を通して届けたいものとは――。小栗有以(18=)と岡部麟(23)が熱い思いを語ってくれた。 

 チーム8がパラリンピックに携わるようになったのは、パラスポーツを応援する団体「TEAM BEYOND」に加入した3年前だ。イベント時に多くのパラスポーツと触れるようになった中で、小栗は「車いすバスケットボールを見たときに、本当に感動した。車いすでも俊敏に動くので驚いた」とパラアスリートの“すごさ”を実感。だからこそ、予想外の事態に直面しても「パラスポーツを頑張っているみなさんの素晴らしさを発信したい」と気持ちがぶれることはない。

 しかし、世間でのパラスポーツの認知度はまだまだ低い。そこで、チーム8は岡部が中心となって「ファンの方も一緒にパラスポーツを体験できたらいいな」とファンとのボッチャ対決を企画した。ボッチャはジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青それぞれ6球のボールをいかに近づけるかを競う競技で、簡単にできるのが特徴だ。時間の都合でファン1人につき1~2球しか投げられなかったが「誰でも楽しめていいよね」との声をいただいたという。

 ただ、岡部は満足していない。「何かを志す人たちは、前向きに考えられる力強さを持っているという共通点があると思う。この輪がたくさんの人に広がっていってほしい」と意気込む。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京五輪だけでなくパラリンピックも史上初の1年延期。それでも、小栗は「この期間は、みなさんがパラリンピックのことをより知れるチャンスだと思う」と前を向く。岡部も「パラリンピックが始まるその時までもっと勉強して、たくさんの人に魅力を伝えていきたい」。チーム8はパラスポーツのさらなる発展を目指し、これからも走り続ける。


☆おかべ・りん 1996年11月7日生まれ。茨城県出身。14年4月、チーム8茨城県代表として活動開始。17年の11月にAKB48の選抜メンバー入りを果たすと、12月には兼任先となるチームAのキャプテンに就任した。現在は、フジテレビ系「ミライ☆モンスター」にレギュラー出演中。

☆おぐり・ゆい 2001年12月26日生まれ。東京都出身。14年4月、チーム8東京都代表として活動開始。16年の11月にAKB48の選抜メンバー入り。12月からは「LOVE berry」の専属モデルに。18年には「LARME」のレギュラーモデルに抜てきされた。