東京都知事選や安倍晋三首相(59)の高級天ぷら騒動のせいで、影が薄くなっている内閣府職員変死事件に、迷宮入りの可能性が浮上している。職員S氏(30)は、1月に留学先の米国から国際会議のため韓国入り。1月中旬に福岡・北九州沖で遺体で発見された。
自民党は調査チームを立ち上げ、真相解明に乗り出しているが、さっぱり進展の気配がないという。本紙既報の通り、S氏が女性問題を抱えており、韓国から日本へ密入国した上で、その問題を解決しようとしたという説が広まっている。S氏には、公費留学のため、正規の方法では米国から帰国できない事情があった。
自民党関係者は「今でも家庭問題だか女性問題だかと言われています。こんな話を信用する人がいるのでしょうか。作られたストーリーとしか思えない。(S氏が不倫していたという)女なんかきっといませんよ。こんな真冬にゴムボートで密入国なんてあるわけがない」と、内閣府などの説明に首をかしげている。
多くの関係者が疑っているのが、S氏がスパイ事件に巻き込まれた可能性だ。密入国を手配するブローカーがいるとも指摘されている。ところが、韓国の警察は「スパイではない」と否定。密入国ブローカーの関与もないと発表している。
日本の政府関係者も韓国も、ともに事件性なしとしているだけに、新たな情報は望めそうにもない。ある国会議員は「なんとか調べる方法はあると思うが、今のところ厳しい。ありえないストーリーがこのまま“真相”になってしまいそうだ」とお手上げ状態と嘆く。
もちろん女性問題が密入国を企てた理由というのが本当なら、受け入れるしかない。しかし、後味の悪さが残っている。
内閣府職員変死事件は“ありえない真相”で迷宮入りか
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