ウィズコロナ時代の“新性活〟 中高年夫婦のセックスレス解消へ

2020年07月22日 12時27分

 一緒にいる時間が増えたのに…いや、増えたからこそ!?“コロナ自粛”で特に中高年夫婦のセックスレスが加速しています。妻が不倫に走るケースも見受けられるそうで、男性としては聞き捨てなりませんよね。「恋人・夫婦仲相談所」の三松真由美所長に現状を聞きつつ、新しい“性”活様式を提案してもらいました。 (医療ライター・熊本美加)

「まさにコロナフィルターと言っていいでしょうね。ここ数か月の自粛生活で、今まで隠れていた夫婦間の問題が顕在化してきたようです。セックスレス、不倫などの相談が増えています」

 こう話すのは長年、夫婦やカップルのあらゆる相談に乗ってきた三松氏。お互い一緒に家にいる時間が増えたことで、20代、30代は愛が深まった男女も半数はいるものの、中高年夫婦では残念ながらそれは少数派。関係が悪化してしまった夫婦のほうが多い印象だといいます。

 まずは、女性側から見た男性。「普段は家にいないダンナの嫌な部分に気づいた」「今まで見て見ぬフリをしてきたけど許せなくなってきた」などなどストレスがMAXのよう。男性側からすると、意識して妻が嫌がることをしているわけではないのでしょうが、一緒にいると、ちょっとしたことが目についてしまいます。「家にいるのに家事をやらない」「手伝っても失敗する」なんてのはもちろん、「Zoom(会議用アプリ)の設定ができずにオロオロしてる姿が情けない」なんて声も…。そんな相手と「愛し合おう」という気はますます起こらなくなりますよね。

「ただでさえ日本の40~50代のセックスレスはここ10年あまりで約2倍増なのに、コロナ自粛で夫への嫌悪感が増した場合には、よりそれが加速しているのです」

 通勤の疲労もなく、夜の飲み会や土日のゴルフもなく、睡眠もたっぷり…体力とともに性欲も戻ってきた男性が、妻を抱こうとして拒否されるケースも珍しくないとか。

「それだけではありません。男性側からは『奥さんが不倫をしているかもしれない』という悩みも寄せられているんです」

 確かにどんなに鈍感な男性だって長い時間、一緒にいれば妻の怪しい行動に気づくこともありますよね。「ついつい妻のスマホを見てしまった」「買い物に行くのにキレイに化粧をして出掛けた。おかしいと思ったら…」などというケースです。

「夫婦の形は千差万別で正解はありませんが、男女関係とセックスは表裏一体。セックスレスが妻を浮気に走らせている可能性もあります。一緒にいる時間が増えたチャンスを生かして、もう一度夫婦生活を見直してみてはいかがでしょう」

 確かに! 妻が他の男に走ってもいいなら別でしょうが、「それは困る」という男性の方が圧倒的に多いですよね。セックスレスが解消されたら、危険な夜遊びをしなくて済むケースだって増えるはず。「今さら無理だよ」なんて言わず、いい機会だと思ってアクションを起こすべきなのかもしれません。

「『乾いたおばちゃん』『ガミガミうるさい』『抱き合う気がしない』とおっしゃいますが、奥さんに魅力がなくなったとしたら、それは己のせいだと男性の皆さんには自覚してほしいですね」

 日常的に奥さんの服、髪形、メークの変化に目を向けて褒めれば相手も変わります。一緒にいる時間があるからこそ、ぜひ口に出しましょう。そして、家のことを頑張っている妻に感謝の言葉をかけることから始めてみませんか?

 濃厚接触しすぎるのもちゅうちょしがちな今の時期、どのようにセックスにつなげるかは、上記の三松さんオススメのコツを参考にしてみてください。妻は「愛されている」と実感することで確実に変わります。“コロナでレス克服”となればいいですね。