小池百合子東京都知事(70)が15日、定例記者会見を行い、凶弾に倒れた安倍晋三元首相の国葬をめぐる議論に言及した。
この日の会見には大きなアジが描かれたイラストが展示されていた。小池氏は「こちらのアジの絵は2018年にパリで東京都が風呂敷展をやっていて、各界の方に風呂敷のデザインをお願いした時に安倍氏から提供していただいたものです。とても味のあるアジです」と紹介した。
「改めて謹んでお悔やみ申し上げます。弔問にも行き、告別式にも参列して、これまでの感謝の念とお別れを申し上げた。この度のご逝去は不条理としか言いようがない。こうした不条理が故人を失った悲しみや今回の蛮行に対する憤りをより大きくしている」
質疑応答でも安倍氏について多くを語った。「何度も言うが不条理です。一方で安倍氏って選挙では戦いの人。その方がマイクを握りながら最後散られたというのは、安倍氏にとって戦いの最中の戦死だったと思う。あまりにももったいない戦死です」と悔やんだ。
また、「地球儀を俯瞰する外交ということを言っていて、いま世界がこれだけ混乱し分断され、食料やエネルギーの供給にひずみができているときに安倍氏を失うことは国益を失うことにつながりかねない」と影響は多大とした。
政府は安倍氏の国葬を発表したが、反対の声もある。小池氏は「法律的、財政的な課題はあるでしょうが、これだけ(首相を)長く務めて世界でレコグナイズ、認識されている方をどうやって日本において弔うかは世界中が見ている。国葬を受けられるだけの功績が安倍氏にはある」と国葬に前向きな考えを示した。












