日本維新の会・音喜多駿政調会長(38)は23日、都内で行われた参院選東京選挙区(改選6)に立候補した海老沢由紀氏(48)の選挙戦を応援した。

 同選挙区は海老沢氏のほか自民党から朝日健太郎氏、元「おニャン子クラブ」で女優の生稲晃子氏、れいわ新選組代表の山本太郎氏、無所属の乙武洋匡氏などが立候補し混戦模様だ。

 その影響を受け「投票率が5%上がれば状況は一変し野党が躍進する」といわれており、与野党各陣営の応援合戦が選挙戦序盤からヒートアップしている。

「政策が有権者に届いているか? まだこれからでしょうね。〝東京砂漠〟に水をまいていかなきゃいけません。芽が出るまでには時間がかかります。まだ、みなさん(有権者)選挙が始まったことも認識されていませんしね。まだ盛り上がっていないと思いますよ」と音喜多氏は選挙戦スタート状況を分析した。

 音喜多氏といえば、自身が前回の参院選で当選した際、東京・八王子駅から東京駅まで、中央線・総武線各停全駅を〝自転車〟でまわり支持を訴える選挙企画を行い、他党をビックリ仰天させたことで知られている。

 音喜多氏は「ぼくは東京の地縛霊なので東京から出ませんが、(同党比例代表から立候補したマラソン選手の)松野明美さんと(自転車でなく)走ろうかなと思っていますよ」と明かした。

 有権者との距離間が縮められる音喜多氏の〝マラソン選挙〟企画は実現なるか。