ビニールハウス切り取り魔の異常な動機

2014年05月03日 09時00分

 マニアックな犯罪で逮捕者が出た。奈良県警天理署は4月29日、ビニールハウスからビニールを切り取ったとして器物損壊容疑で天理市の会社員(39)を逮捕した。

 容疑者は21日午後5時から22日午後3時にかけ、天理市平等坊町のビニールハウスから縦70センチ、横80センチほどのビニールをはさみで切り取った疑い。3月から付近でビニールハウスが壊される被害が3件あり、同署が警戒していたところ、28日夜、レインコート姿で付近にいた同容疑者を職務質問し容疑を認めた。「ビニールで体を巻くことが好き。ビニールフェチです」と動機を供述している。

 ビニールフェチとはいかなるものか。様々なフェチを網羅する東京・池袋の変態フェチ系デリヘル「Club Tight」関係者は「ビニールだけでなく、ラバーや料理用ラップによる『ラッピング』と呼ばれるプレーを好むフェチです」と解説する。

 その状態でセックスしたり、オナニーしたりするわけだ。グルグル巻きで体の自由を奪ったり、顔に巻いて呼吸しにくくしたりする。呼吸用に開けた穴の中にたばこの煙を入れて苦しむのを好む人もいる。また、フェチ専門AV販売店関係者も「ビニールを巻きつけたときの汗ばんだり、ねっとりまとわりつく感触が好きで、レインコートなどを着てオナニーする人がいる。中には『ポリ塩化ビニールじゃないとダメ』など素材にこだわりがある人も」と説明する。

 そう、逮捕時にレインコートを着ていた阪本容疑者は1人の世界で楽しんでいた可能性がある。「レインコートを着て、ビニールを切り裂く行為そのものに興奮するイメージプレーだったのかもしれない」(先のデリヘル関係者)

 切り取ったビニールの大きさでは体中をグルグル巻きにするには足りない。しかし、性器をくるんでオナニーする場合には十二分だ。ビニールオナニーの可能性について天理署幹部は「それはあるかもしれない」とコメントした。