ついに国会議員からコロナ感染! 自民・高鳥氏の濃厚接触者は幹部だらけ?

2020年09月19日 11時30分

8月15日、靖国神社に参拝した高鳥修一筆頭副幹事長(ロイター)

 衆院事務局は18日、自民党の高鳥修一筆頭副幹事長(59)が、新型コロナに感染したと発表した。国会議員の感染が確認されたのは初。

 高鳥氏は前日まで国会に登院していたほか、16日に退任した安倍晋三前首相(65)の党総裁特別補佐も務めており、永田町では波紋が広がっている。

 高鳥氏は18日朝、37度の熱が出て、抗原検査で同日陽性が判明。その後、平熱に戻ったというが入院している。

 コロナ禍で議員秘書や国会職員の感染は複数出ている中、国会議員は奇跡的に感染ゼロが続いていたが、ついに第1号が出てしまった。

 高鳥氏は当選4回の衆院議員。党関係者によると「衆院議員だった父親の秘書になって、新潟の地盤を受け継いだ世襲議員です。細田派所属で昨年、安倍首相の総裁特別補佐に就任しました。今年の終戦記念日の靖国神社への玉串料奉納も高鳥氏が代理を務めていました」。

 気になるのは高鳥氏の感染経路や行動履歴だ。

 同氏はブログで「コロナ対策に取り組んで来た自分がまさか感染するとは。手洗いもうがいも消毒もこまめにしており、周囲に感染者はおらず夜の街へも行っていないので全く心当たりが有りません」と記し、感染経路は不明だという。

 厚労省は発症の2日前からマスク等の感染予防なしで1メートル以内かつ15分以上の接触があった者を濃厚接触者としているが、今週にさかのぼれば、総裁選投票日となった14日に新潟から上京、都内のホテルで行われた菅義偉氏の決起集会から両院議員総会に出席していた。

 また16日から始まった臨時国会では、安倍前首相の退任あいさつ回りの際に、二階俊博幹事長らと国会内の控室で出迎えていた。

 本紙は総裁選の選挙活動で、3密状態が避けられない上に、議員がハイテンションになることからコロナ感染者が出る危険性を報じていたが、その不安が的中してしまった。

 衆院は濃厚接触者について調査を進めるが、絞り込みは困難で、感染が広がらないことを祈るばかりだ。