日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は29日までに参天製薬、インターナショナル・ブラインドフットボール・ファウンデーションと「混ざり合う社会」の早期具現化を目的に、三者間で10年間の長期パートナーシップ契約を締結したと発表した。

 共通ビジョンを立てたうえで、①共体験でそれぞれの個性や強みを理解する②見えるに関するイノベーションを創出する③視覚障がい者のQOLを向上するという3つのゴールを設定し、ブラインドサッカーというフィールドを出発点に、視覚障がい者および晴眼者がお互いの強みを理解し合えるよう、数々のプラットフォームを提供していく。

 JBFAの塩嶋史郎理事長は「このたび、今後10年間という長期間にわたり、ブラインドサッカーを共に発展させていく革新的なアライアンスが発足したことに非常に興奮しております。今回のパートナーシップが、ブラインドサッカーのみならず、パラスポーツが文化とし定着する礎になることを心より祈念しております」などと期待を寄せた。