久留米競輪GⅢ「開設73周年記念」(第28回中野カップレース)は25日に開幕する。郡司浩平(31=神奈川)、清水裕友(27=山口)のS班ツートップをはじめ、先の岸和田GⅠ高松宮記念杯ファイナリストの小松崎大地(39=福島)、成田和也(43=福島)、園田匠(40=福岡)もエントリーして熱戦を繰り広げる。

 V争いの前哨戦ともいえる初日メインの12R特選で穴党は地元の野田源一(43=福岡)に夢を託したくなる。

 高松宮記念杯では3着2本を並べて予選を突破したが、準決で落車のアクシデント。最終日は責任感で走ったが、手負いの状況で地元の大一番に臨むことになった。

「影響はまったくないとは言えないが、4日あったのでケガの治療もできました。(左手甲の)擦過傷でハンドルを持つのはきつかったが、今ではしっかり持てます」と軽傷を強調する。

 落車で傷ついた自転車の使用は見送り、今回は新車で挑むが「同じサイズでつくってもらっているものなので…」とこちらの心配はなさそうだ。GⅠ、地元GⅢに向けて計画的に脚力を作ってきた。事故で下方修正は余儀なくされたものの、マイナス分は気力で補って4日間のシリーズを乗り切る構えだ。

 12R特選は福島ラインの先頭を走る渡辺一成(38=福島)と中国地区を代表する突貫ボーイ・町田太我(21=広島)で先行バトルも予想される。輪界有数の穴男であるゲンさんが自慢のきゅう覚で戦況を見極め、アッと驚くタテ攻撃で波乱を演出する可能性は大いにある。