名古屋競輪GIII「アジア・アジアパラ大会協賛競輪」が23日に開幕した。オープニングの1Rでは林慶次郎(28=福岡)が、タイトルホルダー北井佑季を撃破し復調をアピールした。
いきなり北井佑季が登場した一次予選1R。だが、制したのはこの男だった。前中団から運んで最終バック手前で車間を取りバック過ぎに踏み込むと、逃げ切りをもくろむ北井を一気にのみ込んだ。番手の宮崎大空との急襲ワンツーに「(宮崎)大空のS取りのおかげ」と感謝した。
昨年末の落車で右肩鎖関節を脱臼し、復調に時間がかかった。「2月に復帰して徐々に、徐々にですね。ここに向けても練習をやりすぎないようにケアしてきました」と前検日に話した通り、着実な復調を初日に証明してみせた。
前場所の富山FIに続く1着スタート。しかも注目度の高い北井を破っての好発進だが、北井の強さはしっかりと感じ取っていた。「ホームの踏み上げとかは強烈でした。ラインで後ろを意識した走りだったのかもしれないし、日ごとに上がって来るのでは」と警戒を強めた。
「まさかの1Rスタートだったし、ここで負けて(敗退して)しまうと先が長いんですよ。勝てて良かったです」。注目株撃破の勢いで、今シリーズ台風の目になるかもしれない。












