【西武園競輪・ゴールド・ウイング賞】地元から唯一ファイナル進出の宿口陽一「寂しい限り…」

2021年04月17日 19時27分

単騎の宿口陽一が仕掛けて見せ場をつくる

 西武園競輪開設71周年記念(GⅢ・ゴールド・ウイング賞)は18日に最終日を迎える。地元の大エース平原康多(38=埼玉)が準決でまさかの脱落。地元からファイナルに進出したのは宿口陽一(37=埼玉)だけになってしまった。

「まさか1人になるとは…」

 決勝メンバーが出そろうと、宿口は絶句した。

「黒沢(征治・29=埼玉)が頑張ってくれて自分を決勝に乗せてくれた。地元に良い流れが来たと思ったし、決勝でどう並ぼうかとか楽しみにしてたんですけど…。寂しい限りです」

 準決勝12Rは野口裕史(37=千葉)のパワフル駆けに屈して地元ラインが総崩れ。「平原さんが(決勝に)乗ってこないとは本当に思わなかったです」と困った表情で平原の名前がない決勝のメンバー表を見つめた。

「〝鉄壁ライン〟のはずが〝手薄ライン〟になってしまった。みんなの思いを背負う? いやいや、それは荷が重い(苦笑)。あまり期待しないでください」と弱気発言を繰り返した。しかし宿口は〝やる時はやる男〟だ。

「初めて地元記念の決勝に乗れたし、決勝は単騎でもしっかり仕掛けたい。ちゅうちょしたらノーチャンス。行けると思ったところがあったら絶対に行く!」

 地元のとりでとなった宿口がみんなの思いを背負って豪快な一撃を放つ。

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