久留米競輪「GⅢ開設77周年記念 第32回中野カップレース」は7日、最終日を開催。9Rでは「レインボーカップA級ファイナル」が行われた。当レースは上位3着以内に入ればS級へ特別昇級できる大事な一戦だ。

 レースは打鐘前から永井哉多がブンブンとフカすと、滝本幸正(27=新潟)が別線の仕掛けに合わせて2角から番手まくり。ライバルたちを寄せ付けず、力強くゴール線を突き抜けた。

 関東コンビは同期連係。この並びには伏線があった。昨年12月の小倉ナイター決勝で滝本―永井と並び連係しており、そのときは永井が優勝していた。こうなれば、永井はひと肌を脱ぐしかない。「永井君がカカっていました。まくりに来られたとき、共倒れになるぐらいならばという思いで早めに踏みました」と、恩返しとも言える爆走に乗っかった。

 滝本は来期のS級点を確保できていなかったが今回の勝利で無事に特別昇級が決まった。「(今の力ではS級で)戦えるとは思っていないし、しっかり揉まれながら成長したいです」と謙虚な姿勢を崩さず、新たなステージへ挑戦していく。