
ボートレース住之江の「第63回GSS競走」は24日の最終日、12Rで優勝戦が行われる。その出場メンバーは次の通りに決まった。
1号艇・守田 俊介(滋賀=45)
2号艇・高橋 正男(兵庫=40)
3号艇・秦 英悟(大阪=35)
4号艇・北野 輝季(愛知=31)
5号艇・中嶋健一郎(三重=31)
6号艇・新田 泰章(広島=33)
怒とうの8連勝でシリーズを席捲してきた守田だったが、6日目前半7Rでは3着となり、2012年2月のびわこ以来となる、完全優勝の夢はついえた。それでもエンジンパワーとテクニックは最上位。間違いなくV最有力だ!
こんな強敵を倒すなど並大抵のことではないが、わずかながらも、そんな期待を抱かせてくれるのが地元の雄・秦だ。
6日目5Rは5コースからまくり差しで快勝! 後半の準優11Rもインから他を寄せつけない走りで1着ゴール。守田には及ばないものの、こちらも4日目後半戦から4連勝と勢いに乗ってきた。
「プロペラ調整の方向を変えて感触が良くなった。足はいいですね。直線が落ちずに2Mまでの感触が良くなっている」と、一気にムードも上昇してきた。
2020年は12月の平和島「グランプリシリーズ」でSG初出場→初優出(6着)を飾るなど、「昨年は自分にとって大きな一年となりました。地元の後輩にいいプレッシャーをもらったし、先輩からも背中を押してもらった」と自らの成長を実感している。
まだホームプール・住之江でのV経験はないが「今節はシリーズの途中で苦しんだけど、(最終的に)いい状態に仕上げられた。3月にはここ(住之江)でGⅠ太閤賞(開設64周年記念)もあるので、いい勉強になった」とキッパリ。
優勝戦は3号艇。「守田さんに勝つのは簡単ではないけど、自分にもチャンスはある。ピンロク勝負でいく!」と当地初Vに向けて、闘志を燃やしている。
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