ドラゴンゲートの元ブレイブゲート王者・奥田啓介(30)が、新年から〝虚言〟を連発。まさかのRIZIN再出撃に意欲を見せた。
奥田はかねての志願が実り、昨年RIZINに参戦。しかし、初参戦となった10月の「LANDMARK vol.1」ではシュートボクシング元世界王者の〝怪物君〟こと鈴木博昭に1R1分42秒グラウンドパンチでTKO負け。再出撃となった11月の「TRIGGER 1st」ではグラント・ボグダノフに対して1R1分7秒、リアネイキッドチョークでタップアウト負けを喫した。
奥田は今後も格闘技を続けるのか。確認するべく電話取材を試みると、いきなり「まだ夜は明けてない。でも、明けない夜はないっていうのを証明しないといけないんだ、俺は」。二度あることは…ではなく「三度目の正直」を狙うという。
「大みそかに出られなかったのが悔しかった。チャンスはあったからなあ…。もう一丁? 当たり前だろ! まだまだ全然やり足りないよ。気持ちは思春期の高校生だ。やってもやってもやり足りないよ」
そして奥田は現在、K―1ファイター・大沢文也が主宰するジョーカージムで立ち技の練習を行っていると告白。どこまでが本心か分からないが「今はこういう時期だし、恋愛も休憩して、時間ができ次第行ってるよ。文也とか、ジムの選手にスパーリングでボコボコにされながら。俺の課題は立ちだから。(レスリング出身なので)タックルはあるし、寝技は毎晩鍛えた奥田柔術があるから得意だし」と力説。本当なら期待できそうだ。
そして「相手は誰でもいい。カズジュニアでも、シバターでも、平本蓮でも。だからRIZINでもう1試合やらせてくれ!」と絶叫。ホームのドラゴンゲートについては「2連敗してから(ドラゴン)キッドさんからの風当たりが強いんだよ。ずっとシカトされてる。まあ、それは別にいいんだけど、ドラゴンゲートではブレイブのベルトを取り返したい。そしてドラゴンゲートをもっと上に持っていきたい」と話した。
最後に伊勢神宮にお参りをしたことまで明かすと「お願い? 9割が恋愛のことで、9割がプロレスと格闘技のこと。後の2割はみんなの幸せと、頭が良くなりますようにってお願いした。俺の場合、20割だから」と力説。終始、どこまで信用していいのか不安になるコメントを続けた。