元WBO世界女子ミニフライ級王者の山田真子(20)が14日、約3年ぶりのキックボクシング復帰戦を勝利で飾った。
幼少時からキックをしていた山田は2012年以降、姉の紗暉(22)とともに女子プロボクサーとして活躍。今年2月にはWBOのタイトルを手にしたが、5月に引退した。
この日の「NEO GENERATION STIR」(福岡・宗像ユリックス)で韓国のジョン・イェジン(26)を相手に久々のキックのリングに上がった山田は「1Rは慣らしで様子を見た」と慎重な立ち上がり。間合いを確認しながら細かい攻撃を繰り出した。
エンジンがかかった2Rは開始10秒で鮮やかな右ハイキック。「まさか入るとは思わなかった」という会心の一撃を相手の顔に浴びせると、その後も世界を取ったスピーディーなパンチで圧倒した。結局KOは奪えなかったものの、3R通して危ない場面は一度もなく、3―0で判定勝ち。「久々だったので勝てて良かった。楽しかった」と笑顔を見せた。
試合直後のリングでは「リセットして第2の人生を歩んでいきたい」とあいさつし、今後については未定とした。
それでも、試合内容を振り返り「できれば相手を倒したかった。久々というのは言い訳にならない」と悔しがったように、キックへの情熱が消える気配はない。
「今はとにかく楽しくやることが最優先」という博多のスピードスターの“完全再始動”の日はそう遠くないかもしれない。












