WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(29=BMB)が、9月10日に同級1位で日本同級王者の矢吹正道(28=緑)と9度目の防衛戦(京都市体育館)を行う。5日に真正ジムが発表した。

 この日、2人は大阪市内で行われた会見に出席。地元京都での一戦に向けて拳四朗は「地元で世界戦を初めてできるのはうれしい。絶対KOで勝って地元の皆さんに喜んでもらえる試合をしたい」と気合十分。元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高さんの持つ連続防衛13回の日本記録更新を目指す身としては絶対に負けられない一戦だ。

 一方、世界初挑戦となる矢吹は「日本の世界王者の中でも一番評価が高いと思う」と持ち上げたが「この前(拳四朗のV8戦)のデキくらいなら、自分が絶対KOできる」と自信をみなぎらせた。戦績は拳四朗が18戦18勝(10KO)、矢吹が15戦12勝(11KO)3敗。