人気アイドルグループ「日向坂46」が31日、東京ドーム公演2日目を開催。2日間にわたる公演は前日と合わせ、計10万人を動員した。

 同グループは2015年11月に「けやき坂46」として結成。19年2月に「日向坂46」に改名し、同3月に1stシングル「キュン」でデビューした。

 東京ドーム公演を目標に掲げてきた日向坂46。本来は2019年12月に行うはずだったが、コロナ禍で2度の延期を経験。結成から約6年で夢の舞台に辿り着いた。

 ライブは「キュン」で幕開け。同曲をはじめデビューから4作連続でセンターを務めてきたエース・小坂菜緒(19)が登場。2曲目「ドレミソラシド」と共にセンターとして堂々としたパフォーマンスを見せた。

 小坂は昨年6月下旬から体調不良のため活動を休止していたが、今月4日に活動再開を発表。東京ドーム公演からステージ復帰していた。

 冒頭MCで、キャプテンの佐々木久美が「こさかな(小坂)が帰ってきてくれました!」「おかえり!」と呼びかけると、小坂は「皆さん、お久しぶりです」とあいさつ。

 ファンからも〝おかえり〟の拍手に、小坂は「しばらくお休みをいただいていていたんですけど、3月の頭にブログを更新しまして活動を再開することになりました。またここに戻って来られてすごくうれしいです。まだ体調の方は万全の状態とはあまり言い切れなくて。少しずつになるんですけど、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」と伝えた。

 佐々木は「私たちもこさかなが帰ってきてくれてうれしいし、こさかなのペースでこうやって一緒にパフォーマンスできたら。頑張ろうね!」と優しく呼びかけられると、小坂も笑顔を見せた。