「欅坂46」5年の歴史に幕 キャプテン・菅井友香「前向きなお別れをします!」

2020年07月16日 21時34分

グループ初の無観客配信ライブで電撃発表した欅坂46キャプテン・菅井友香(左)と副キャプテン・守屋茜

 人気アイドルグループ「欅坂46」が結成から約5年の歴史に幕を閉じ、新たなグループとして再出発することが16日、分かった。この日、グループ初の無観客配信ライブで電撃発表された。

 ライブ終盤、キャプテンの菅井友香(24)が「ここで私たちから皆さんにお伝えしたいことがあります」と切り出し、「私たち欅坂46は5年間の歴史に幕を閉じます。そして、欅坂46とは前向きなお別れをします!」。10月に予定しているラストライブをもって「欅坂46での活動に区切りを付けさせていただきます。新しいグループ名として生まれ変わります」と宣言した。

 1期生と2期生を合わせ、28人のメンバー全員はそのまま新グループとして残留する。

 欅坂46は、2015年8月に結成され、翌16年4月に「サイレントマジョリティー」でデビュー。女性アーティストオリコン初週売上の歴代1位を獲得。デビュー年でのNHK紅白歌合戦に初出場以来、4年連続で出場。昨年9月には、デビューから3年半で東京ドーム公演を成功させ、昨年2月に発売した「黒い羊」まで全8枚のシングルで初週売上で1位に輝いた。

 押しも押されぬ人気グループに成長しただけに、菅井は「すぐさま受け入れられるメンバーばかりではなかった。私たち自身も欅坂46の思い出がすごく強いですし、ここまで半端な気持ちで続けてきたわけではありません。私自身も大好きな欅坂46をずっとずっと守ることができたらと活動してきました」と告白。それでも欅坂46としての活動を終えることに、「でも…でも…もっともっとグループとして強くなるための決断。スタッフの皆さん、メンバーのみんなと話し合った結果、今は前を向いています」と理解を求めた。

 グループに激震が走ったのは今年1月23日。全シングルでセンターを務めた平手友梨奈(19)が脱退した。

 菅井は「たくさん楽しい思い出がある一方で、正直悔しい思いもたくさんしてきました。なかなかこの2年は出口の見えないトンネルをさまよっていたような、予測できないこともたくさんあった。思うように活動できない日々もあり、皆さんの期待に応えられていないんじゃないかと思う日もあった。メンバーの卒業、脱退も続きました。耳をふさぎたくなることに悩んだりもしました」と胸の内を吐露した。

 それでも「グループとして強くなるために、新しく入ってきてくれた2期生、新2期生、そして1期生の28人でここから新たなスタートを切り、もう一度皆さんとたくさんの夢をかなえていけるように頑張りたい。リスタートとなるので相当なイバラの道になると思いますが、真っ白なグループを進めていきたい」と菅井。

 最後に「欅坂46で培った経験がきっと私たちを鍛えてくれてます。この経験を信じて、また新たに強く、強いグループになることを約束いたします」と誓いの述べ、「これからも私たちに期待してください。これからも私たちの応援、どうぞよろしくお願いします!」と頭を下げた。

 その後、最後の曲として、8月21日に配信限定シングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」をライブ初披露。菅井は「欅坂46としてのラストシングルになります」とした。

 なお、単独ライブは昨年9月の東京ドーム公演以来。「アンビバレント」「ガラスを割れ!」といったシングル曲などをパフォーマンス。初の無観客配信ライブについて、キャプテンの菅井は「久しぶりのライブでこの日を楽しみにしていました。新型コロナウイルスの影響でまだ安心できる状況ではないんですが、どうにかこの日を迎えられました」と安堵の表情。今年2月に新2期生として加入した大園玲(20)は「初めてのライブなので、緊張しています。先輩の皆さんと記憶に残るライブにしたい」と初々しく語った。