ジャーナリストの青木理氏が14日に「サンデーモーニング」(TBS)に出演し、旧統一教会と政治家のつながりについて言及した。

 青木氏は旧統一教会による霊感商法や高額の寄付について「なぜ、もっと警察だったりが捜査しなかったのか。僕の取材だと政治の意向によってそれが止められたんだという話もあるんですよね。もし、その段階(90年代)で警察がきちんと捜査をしていればその時点で被害は止まったかもしれない。それがなぜ止まったのか。きちんと解明されないといけない」と話した。

 メディアの報道が旧統一教会の会合の出席、祝電を送っていたことへの追及が中心になっていると指摘。「もちろん大切なんですけど。もうちょっと大きな目で見るとそもそも共産主義、反共と言いながら政治と結びついた背景には何があったのかという問題とか。警察の捜査がなぜ止まったのか。もう少し視野を広げて追及していかないといけないテーマがまだたくさんあるなと感じてます」と話した。

 司会の関口宏が「何か大きな力が動いてますよねぇ」と感想を述べると青木氏も「そうですね」と同意していた。