お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(56)がオミクロン株での感染者激増、いわゆる〝第6波〟について23日放送の「サンデージャポン」で意見を述べた。

 第6波への対策に関しては、政府分科会の尾身会長は「人流抑制より人数制限」との意見を示している一方で、小池東京都知事は「不要不急の外出を控えてください」と「人流抑制」の意見を示している。

 サンジャポでも討論が行われ、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏(42)は「小池さんのおっしゃってることは間違ってないと思うんです。ただし、新しい戦い方が問われている中で、2年前と言う事が変わっていない事に少し違和感を覚えます」と話す。

 グローバルヘルスケアクリニック院長の水野泰孝(52)は「人が集まるところでどういう行動をするかがポイント。1人1人がちゃんと対策すれば、この2年間で国民は知識を得ていますので感染拡大は最小限に抑えられる」と専門家として指摘した。

 爆笑・太田は尾身会長、小池都知事と両方の立場を思いやりながら「一番の理想はインフルエンザ並みにどこのお医者さんでもみてくれるようになって、保健所も負担がかからないようになればいいなと思う。政府が対応を緩めないようであれば、都は(逼迫を想定して)『ステイホーム』ということになるのでは」と語った。