テレ朝・五輪担当の宴会&転落事故を「報ステ」コメンテーターが番組中に断罪

2021年08月10日 23時44分

視聴者の怒りを買ったテレビ朝日
視聴者の怒りを買ったテレビ朝日

 テレビ朝日系「報道ステーション」は、東京五輪の番組を担当していた同社スポーツ局の社員ら10人が緊急事態宣言下の8日に都内カラオケ店で飲酒を伴う宴会を開き、スポーツ局の社員1人が店の外に転落して救急搬送された問題を10日の放送で報じた。

 キャスターを務める同局の富川悠太アナウンサーは、局が発表した経緯説明と謝罪コメントを読み上げ、頭を下げた。

 コメンテーターの共同通信社編集委員・太田昌克氏は「このニュースに接しまして、まず私自身言葉を失い、怒りが込み上げてきましたね。絶対にあってはならない不祥事ですよ。しかも緊急事態宣言下。これは許されない行為です」とバッサリ。

 続けて「酒類の提供で今も困窮されている飲食事業者の皆さま、それからあらゆる規制で営業がなかなか成り立たないサービス業の方々、そして今この瞬間も命を守るために最前線に立つ医療関係者の方々がおられるわけですね。取材でわれわれ、これまで大変お世話になった関係者の方々のお心を大変傷つけてしまったと思うんです。それは否定できない。コロナ禍の今だからこそ、危機を迎えているからこそ、メディアやジャーナリズムに対する市民の皆さまが何より大切なんです。しかし、それを裏切ってしまった」と指摘した。

 太田氏が「私はいつも肝に銘じていることがあるんですね。メディア人、ジャーナリストである前に市民社会を構成する良き市民でなければならない。いつも心にそう言い聞かせています。今回のこの出来事を受けまして、私自身、自戒の念を込めて初心に立ち返りたい、そう思いました」と神妙な顔でコメント。富川アナとフリーの徳永有美アナは同時に頭を下げるだけで、この問題に発言することはなかった。

 富川アナは昨年4月にコロナ感染を発表し休養。同年6月、約2か月ぶりに復帰した番組の冒頭、「感染拡大の防止を呼びかけていたにもかかわらず、番組内に私を含めて5人の感染者が出てしまいました。改めておわび申し上げます」と陳謝していた。それだけに、今回の番組で何を話すか注目されていたが、夕方の同局系ニュース番組「スーパーJチャンネル」の林美沙希アナウンサー同様、局が発表した〝定型文読み上げ〟にネット民は肩透かし。「身内に甘い」「キャスターの意味あるの?」「テレ朝はもうコロナ問題扱うな」「明日の玉川さんはどうなる」など辛辣な書き込みが目立った。

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