米国在住のトリノ五輪代表の元フィギュアスケート選手・村主章枝氏(40)が24日、ツイッターで米国生活で実感した思いをつづった。


 村主氏は現役引退後、2018年に拠点を米国に移したが、この間に格差社会である米国の現実を痛感したようで「世界長者番付が先月発表されていたけど、トップが世界の資産のほとんどを持っていて、その方たちの都合の良いように一般人は、利用されているのかなと感じる。アメリカに来て4年目になるが、ひしひしと感じる」と投稿。

 その上で「鵜呑みにせず、自分で調べて自分の意見を持つことの大切さを改めて学ぶ」という言葉を自戒を込めてつづった。

 世界では上位1%の資産家らの資産総額が、残り99%の資産合計を上回ると言われる。村主氏の言う通り、こうした資産家らの都合の良いように社会が動かされていると指摘する専門家も多い。

 長者番付にはアマゾンのジェフ・ベゾス氏、テスラのイーロン・マスク氏、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏らの名前が挙がっている。