講談師の神田伯山(37)が7日放送のTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」に出演。突然勃発した落語家・立川志らくとの“抗争”に改めて言及した。

 志らくは東京都の4つの寄席が緊急事態宣言下でも営業しようとした(1日からは休席)ことにラジオで「この強行突破のニュースは英断」などとコメント。これに伯山は前回の放送で「偉そうに『寄席とは』みたいなこと言ってたけど、あいつ出てねえからね!」とぶった斬った。

 これに志らくがツイッターで“反論”。「ならば先生、情報番組の司会を帯でやられてない方は何かおっしゃったらいけやせんぜ」「立川一門は寄席に出られない、ではなく意思を持って敢えて出ないんです」などとつぶやいた。

 この日の放送で、伯山は「ラジオで言ったことはラジオでやり取りするっていう(のが慣例)。なんなんだこの、ラジオで言って、ツイッターで反論してくんのは!」と困惑。「ズルいのはさ、主語を立川一門に広げてきたでしょ。じゃあ俺、引っ込むよ! 敵に回したくないもん。汚ねえやり方すんな~と思って」と毒づいた。

 だが、実際に“矛先”を向けている相手は違うようで「志らく師匠は基本優しいんですよ。わざわざこうやって言ってくれた。それに対して、リプライで“志らくファン”が『なんか伯山のヤローが絡んできましたけど』みたいな。あいつらの感度の悪さというかさ…」と愚痴をこぼしつつ「公の出してるのみんな冗談で言ってるよ。本当に怒ってる人は俺に返信してこないんだから! 伊集院(光)さんしかり」と笑わせた。