東京映画記者会(東京スポーツ新聞社など在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第63回ブルーリボン賞」の各賞が23日に決定。助演女優賞には伊藤沙莉(26)が輝いた。

 3つの作品で多彩な役柄を演じたことが評価された。

「ビックリしました。目指していた賞ではあったのでうれしかったし、信じられない感じ」

 兄は、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介。だが受賞については「兄にはまだ連絡してません。ウチってお兄ちゃんがいる家族のLINEと、お兄ちゃんがいないバージョンもあるので。口が軽いし芸人さんだから、漏れたくない情報は彼のいないLINEでやってるので」。

 兄もM―1ファイナリストで芸能一家に映るが、「小さいころ、兄はお笑いをやる感じは全くなかった。私が子役をやってたら、お兄ちゃんが勝手に(芸能界に)入ってきた感じ」。

 兄がM―1で優勝するより先に映画の賞を取った格好だが、「こう言うと〝妹バカ〟みたいになっちゃうけど、兄は才能があると思ってる。声を掛けるなら、自分が今まで耳がちぎれるんじゃないか?と思うくらい言われてきた言葉。『焦らなくていい』と言いたい」。