摘発された「ユーチューバー&勝ち組キャバ嬢」が謝罪しタレント活動を一時休止

2021年02月08日 01時29分

新宿歌舞伎町は騒然となった

 今月1日未明、警視庁の摘発を受け、風営法違反(立ち入り拒否)容疑で店長ら男性従業員6人が逮捕された東京・新宿歌舞伎町のキャバクラのオーナーキャバ嬢が7日夜、事件後初の謝罪コメントを発表した。

 自らのツイッター上で動画で語ったのは桜井野の花(29)。ユーチューバーとしての顔も持ち、現役のキャバ嬢ながら歌舞伎町にキャバクラ2店、美容室1店を持つオーナーで、今回摘発を受けたのはそのうちのキャバクラ「花音」だった。

 黒いパンツスーツに白シャツ姿で正座した桜井は神妙な面持ちで「私を応援し、期待してくださった皆様の気持ちを裏切るようなことをしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪し、頭を下げた。

 事件の発端については、本紙既報通り、同店が風営法で定められた午前1時までの営業時間を守っていなかったことから、昨年3月と11月の2度、行政処分を受けていたにもかかわらず「無視した」ことだったとした。

 深夜営業を続けたことについては「2019年12月の開店直後から新型コロナで歌舞伎町自体が閑古鳥の鳴くような状態となり、私を含む従業員全体の給料を守ることが困難でした。国からの給付金などをもらったとしても1か月にかかる店の固定費すらまかなえないような金額だったため、行政が発信した営業自粛要請、国からの施策にも従うことなく、お金をもらわない代わりに営業を続けてしまいました」と説明。

 だが、実際は営業時間短縮どころか、新型コロナ禍とは関係なく、そもそも風営法に定められた閉店時間すら守っていなかった。同店だけで、1年余りで約3億円を売り上げ、うち違法営業の深夜営業分がその半分を占めていた。

 この点について桜井は「(時短要請で)定められた営業時間内での売り上げではとてもじゃないですが、お店を続けていける状況になく、お客からの需要もあり、2度の行政指導を受けていたにもかかわらず、深夜営業を続けてしまい、摘発に至りました」と認めた。

 今後の営業については「今さら従業員のためなどとキレイごとだと思われても仕方がないと思いますが、歌舞伎町の現状はとても悲惨で、従業員の給料と生活を守るために魔が差してしまいました。深く受け止め、今後は行政指示を守り、営業を続けていきたいと思います」とした。

 桜井はSNSやテレビ出演で過去の美容整形前の写真を公開し“勝ち組キャバ嬢”などと呼ばれ、ユーチューバーとしても活動。インスタグラムでは36万5000人のフォロワーがいるが「影響力のある身ながら、ご迷惑をおかけしたことを反省し、動画の活動を一時休止させていただきます」とタレント活動を休むという。

 1日未明の摘発劇では、動員された機動隊らが、施錠された同店の入口ドアをオノで破壊し、強制捜査するなど騒然となった。

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