新井浩文受刑者 母国韓国での俳優復帰を阻む「バーニング・サン事件」

2020年12月30日 05時15分

ムショで暮らす新井浩文受刑者

 母国・韓国での電撃復帰は可能なのか――。

 派遣型マッサージ店の30代女性セラピストに乱暴した強制性交罪で懲役4年の実刑判決を食らった元俳優新井浩文受刑者(本名パク・キョンベ=41)は、刑務所で寂し~い年越しとなった。

 控訴審の東京高裁確定判決によると、新井受刑者は2018年7月、都内の自宅でセラピストに性的暴行をした。

 実力派俳優が性犯罪でムショ行きという芸能史上まれにみる事態になり、出所しても芸能界への復帰は厳しいとされる。ならばとばかりに、母国の韓国で活動再開はできるものなのか――と日本の芸能関係者の間で注目されている。

 新井受刑者は青森出身。06年の韓国メディアの報道によると、在日3世という。元々は北朝鮮籍だったが、仕事で韓国を訪れることがあるため05年に韓国籍に変えたと報じられた。19年に強制性交罪で逮捕され、本名で報じられて韓国籍だったことを知った日本のネットユーザーは多かった。

 新井受刑者の韓国芸能界の復帰について、日韓双方の芸能関係者は「厳しいのでは」と首を横に振る。

「韓国では、性接待や性的暴行や違法薬物といった疑惑が次々と噴出したバーニング・サン事件(別名スンリゲート事件=18年~)から、女性への性的暴行に対して(韓国)国内でより厳しい目が向けられるようになっています。この事件は国民にメガトン級の衝撃を与えましたから。それでも(韓国)芸能人による性犯罪は断続的に発生。なおさら女性問題は印象が悪くなっています」(韓国メディア関係者)

 バーニング・サン事件に関与した「BIGBANG」元メンバーのV.Iは19年3月、芸能界引退を表明した。現地メディアによると、20年1月、性売買容疑など8件の容疑で在宅起訴。直近では12月に公判が行われ、今も審理中だ。

「新井氏の判決はV.Iの裁判にかき消され、韓国では話題になっていません。でも、女性問題を起こすとV.Iのように芸能界引退に直結しかねません。新井氏の韓国での活動は難しいのでは。近年、日韓関係が冷え込んでいるのでなおさらです」と前出関係者は指摘している。