俳優の三山凌輝が15日、大阪市内で行われたミュージカル「愛の不時着」(7月31日~8月2日=大阪・東京建物Brillia HALL箕面)の合同取材会に出席した。

 同作は2019年に韓国で制作されたテレビドラマ「愛の不時着」を基に日本語版ミュージカル公演として上演するもの。物語は、韓国の財閥令嬢・ユン・セリ(花乃まりあ)と朝鮮人民軍軍人の国境を超えたラブストーリーだ。

 コロナ禍に同作を見て、大いに感銘を受けたという三山は、終始マシンガントークで「人間としての確信と覚悟を決めている。そんな岐路においての戦略を自分の手で責任を持って決断をしていくところが、自分の人生のフレーズともかなり重なった」と興奮覚めやらぬといった様子。

 同作がミュージカル初挑戦となることについて三山は「華やかであったり、すごい繊細であったりとか、いろんな形でアプローチができる舞台になるのかな。今まで自分が発表してきたアーティストっていう分野と役者っていう分野がかけ合わされた集大成ともいえる」とし、演じる機会を得たことに感謝した。

 三山は今回、芸術学校でピアノを学びながらも、亡き兄に代わり軍人になった北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョク役を演じる。

 自身が演じるジョンヒョクについて「ユン・セリのまっすぐで全然動じない性格と同時にジョンヒョクもすごく落ち着いてクールにも関わらず、状況的なパワーバランスを生んで、地雷を踏んでしまったような状況なんか、ちょっとラブコメチックかつ、かわいい感じがおもしろくて。かっこいいだけじゃなくて、人間味みたいなものを演じられるか…」と意気込んだ。

 同公演は夏休み期間中に上演される。「僕には夏休みはないけど…」と笑わせ、虫が苦手と明かしたうえで「ドライブで海の方とか、風当たりに行くのは、やっぱり好きだな。マイナスイオン求めて冒険したい。熊が、いつ出てきてもいいように鍛えてはいるんですけど、後ろから来られたら…。基本的には、そこまで危ないところには行かないと思うんですけど、犬とか連れて遠出とかできていないので、行きたいな」と気さくな人柄をにじませていた。