生瀬勝久 木嶋佳苗死刑囚の魅力に「僕はなんとも思わない」

2020年11月18日 18時23分

左から山本美月と生瀬勝久

 俳優の生瀬勝久(60)、山本美月(29)が18日、大阪市内で舞台「獣道一直線!!!」(19~23日=ロームシアター京都メインホール)の公演前日会見に登場した。

 生瀬、池田成志(58)、古田新太(54)の3人が「今、一番やりたい芝居を、自分たちの企画で!」と結成した〝ねずみの三銃士〟による公演。2004年「鈍獣」、09年「印獣」、14年「万獣こわい」に続く第4弾は、古田が脚本家の宮藤官九郎氏に、北原みのり氏の「毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記」を手渡したことがきっかけとなり、宮藤氏がコメディータッチで書き下ろした。演出は河原雅彦氏が手がける。

 コロナ禍で開催が危ぶまれたこともあったが、生瀬は「舞台人ってお客さんがいて初めて生きていけると痛切に感じた。スタンディングオベーションしてくれる方がいると泣きそうになる」と舞台に立てる喜びを告白。「外に出るのは不安だろうし、劇場という空間にも不安もあるでしょうけど、こちらも万全の対策をしておりますので、劇場に足を運んで、暗い世相を忘れて楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛けた。

 一方、女優人生で2度目の舞台となる山本は「稽古の時はすごいイヤだったんですけど、皆さんと交流して、また舞台がやりたいなと思えました」とニッコリ。「少しでも皆さんの気持ちを明るくしたい。たくさん笑うと思うので、マスクの替えを持って会いに来てほしい」と意気込んだ。

 首都圏連続不審死事件で死刑判決が確定している木嶋死刑囚は、数々の婚活の武勇伝や3度の獄中結婚など、多くの男性から〝モテる〟ことで知られるが、その理由を聞かれた生瀬は「その女性に惹かれる方の人生もあると思う。僕はなんとも思わない。僕はサンゴ飼ってるんですけど、皆さん興味ないでしょ?魅力にとりつかれるっていうのは理由じゃないんでしょうね」と分析。

 山本も「私も惹かれる人の今まで育ってきた環境が関係してるんじゃないかと思う。木嶋さんはとても文才があって、字がきれいな方だなとは思いました」と話した。