草彅主演「ミッドナイトスワン」内田監督 足立区LGBT問題に怒り「映画が考えるきっかけになれば」

2020年10月09日 13時38分

内田監督

 俳優の草彅剛(46)、内田英治監督が9日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で行われた映画「ミッドナイトスワン」記者会見に出席した。

 草彅がトランスジェンダーの凪沙役を演じて反響を呼んだ同作は、海外メディアの間でも話題となり、同協会の〝熱烈オファー〟を受けて会見開催が実現した。

 作品の内容に絡み、会見では海外メディアから、LGBT関連の質問が飛んだ。今月初め、東京都足立区の白石正輝区議(78)が、区議会本会議で「(同性愛が)法律で守られているという話になれば足立区は滅んでしまう」と発言したことについてだった。

 内田監督は「許しがたい発言だと思います」と冷静な表情だったが、口調から心の底の怒りが感じ取れた。

「映画を作っている、作っていないことを差し置いても、政治家を名乗る方があのような発言をすることは、許しがたいと思っています。インタビューを少し読みましたが、やはり無知なんですね。ああいった政治家がいきなりいなくなったりはしないわけですから。この映画がちょっとでも考えるきっかけになれば。『あれ、あの政治家おかしなこと言っているんじゃないか』と考えるきっかけになればいいと思っています」と述べた。

 最後には「この映画が第一歩、考えるきっかけになればいいと思っています」と締めくくった。