横浜流星、はなわ…コロナ第2波で芸能界パニック 専門家「日本は異様」

2020年07月26日 06時15分

横浜流星(左)とはなわ

 新型コロナウイルスの感染拡大が芸能界を震撼させている。

 人気のイケメン俳優・横浜流星(23)は21日に感染が確認され、入院。これに伴い、主演舞台「巌流島」の東京公演(8月6~11日まで明治座)の中止が決まった。横浜は20日夜、同舞台の稽古を終え、帰宅途中にけん怠感を感じたため検温。発熱症状が見られたため、医療機関で抗原検査とPCR検査を受けたところ、20日深夜に抗原検査の陽性が判明した。

「横浜は女優の浜辺美波とダブル主演する日本テレビ系ドラマ『私たちはどうかしている』も控えている。ドラマは第7話の途中まで撮影を終えているが、影響は避けられそうもない。すでに浜辺のほか、共演者の観月ありさもPCR検査を受けている」とはドラマ関係者。

 お笑い芸人のはなわ(44)も17日にPCR検査で陽性が出たことを公表した。感染経路は不明だが、はなわは今月中旬に沖縄を訪問。現地で会食したテレビ局員にも感染が広がっている。所属事務所は担当マネジャー経由で感染したことをにおわせているが、沖縄にマネジャーは同行していない。

 アイドルグループ「AKB48」では田北香世子(23)が感染を公表。所属事務所によると、田北は11日に味覚と嗅覚に違和感を覚え、18日にPCR検査を受診したところ、陽性が判明した。

「プライベートで田北と接触していた同じAKBの達家真姫宝はPCR検査を受け、陰性だった。大所帯のグループだけに細心の注意が求められるが、ウイルス相手ではどうにもならないこともある」(音楽関係者)

 24日には俳優・山崎裕太(39)がコロナ検査で感染が確認された。所属事務所のホリプロは「7月19日の夜、倦怠感がありましたがすぐに就寝し、翌日には回復。しかし、22日の夜に微熱があり、23日朝には38℃の熱があったため、同日夕、病院で抗原検査を受けたところ、陽性が確認」と説明。現在は都内の病院に入院しており「症状としては発熱と味覚障害があります」という。

 ちまたでは第2波襲来を警戒する声が日増しに高まっているが、感染症に詳しい医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広氏は「第2波とみていいと思う。感染者の数が急に増えているので、感染力は強そうという印象だ」と話す。

 なかでも突出している東京都の状況については「急に増えたので深刻な状況。基本的に死者が増えるのは、一定の感染者が増えてから。志村けんさんでも、感染してからお亡くなりになるまで時間がかかった。死者数がいま少ないからといって、将来もそうなるとは限らない。(コロナの)ゲノムが異なっていて、弱くもなるし、強くもなるから注意が必要」。

 現在の日本は深刻な状況にある。

「真冬の南半球では、感染者数が増えてはいるが、真夏の北半球で感染者数が急増している先進国は、日本とアメリカだけ。欧州や韓国、中国はそんなことを起こしていない。日本の状態は異様で、これはPCR検査をしていないからだ。大きな流行の終息期には、小さい特徴的な流行を繰り返すので、中国の北京では、無症状の人も含め800万人に検査をして、陽性者をあぶり出して隔離した」

 日本の1日のPCR検査数は約3万件。上氏は「手がつけられなくなっている。アメリカのニューヨーク州は、750か所PCRセンターを作り、1日の目標件数は600万件と公言している。無症状の人を検査しないと封鎖できない。PCR検査数が著しく少ないのは日本だけ」と指摘した。

 第1波よりも早い感染スピード。エンタメ業界にとっては死活問題だ。