王位戦連勝! 藤井聡太七段にふさわしい“お相手女性”とは…

2020年07月15日 11時00分

藤井聡太(代表撮影・日本将棋連盟)

 将棋の藤井聡太七段(17)が13、14の両日、札幌市で指された第61期王位戦7番勝負第2局で木村一基王位(47)に後手144手で勝利し、2連勝。最年少タイトル獲得がかかる16日の棋聖戦5番勝負第4局に弾みをつけた。天才棋士の活躍に熱いまなざしを送るのは、アパグループ代表の元谷外志雄氏(77)。本紙直撃に藤井七段へのエールを寄せた。

目が離せない。まさにそんな対局だった。

 王位戦第2局の2日目の序盤は、タイトル保持者の木村王位が優位に立っていた。持ち時間に大差がつき、厳しい状況に追い込まれていた藤井七段だが、鮮やかな攻防手を放ち、1分将棋になると完全に逆転し、ついに木村王位が投了した。

 これで王位戦は2連勝。終局後は「常に厳しく攻められてずっと苦しかった。最後は開き直って踏み込んだ」と振り返った。この対局に限らず、厳しい状況でも常に勝負をあきらめることがない藤井七段に「見てて気持ちのいい青年だよね。人間性がいい。そういう年代の時ってすごい頭が回ると思う」と称賛するのは、元谷氏だ。

 アパグループといえば、全国に600を超えるホテルを展開し、圧倒的知名度を誇る。同ホテルの取締役社長を務めるのは「アパ社長」でおなじみの妻・芙美子氏(73)。アパグループは、コロナ感染拡大で、無症状者や軽症者の受け入れに名乗り出て、話題になった。
 観光業界の第一線で成長を続ける一方、同時に多くの人材育成にも力を注いできた国士でもある元谷氏。藤井七段の活躍が、コロナ禍であえぐ日本に希望や夢を与えていると目を細める。

「若い人が活躍する社会、希望の持てる社会。世の中すべてが年齢順だったらつまらない。若くても経験者に勝つことで多くの人に希望を与えているよね。だから、彼にエールを送る人は圧倒的に多い。年齢に関係なく勝負ができて、若い人が年取った人に勝つ、または昔からやってた人に対して、後からやった人が勝つというのがおもしろみではないか」

 元谷氏は27歳で創業し、一代でグループを築き上げた立志伝中の人物でもあるが、「私は父が事業家だったこともあり、早いうちから自分も事業家になるという意識があった。(5歳から将棋を始めた)藤井七段は早くから始めて、ミスなくやれば成功者になれる」と太鼓判を押す。

 17歳と若い藤井七段には余計なお世話かもしれないが、ふさわしい女性像も聞いてみた。
「性格の明るい人がいいのではないか。勝負師は神経質なところがあると思うので、そういうときに和むような温かみがあって、笑いが取れる人が合うと思う」

 確かに藤井七段は17歳とは思えないほど落ち着いており、将棋にまっすぐな青年。そばで温かく見守ってくれるような女性なら苦しい状況に陥っても支えてくれそうだ。

 現在17歳11か月。16日に大阪で行われる棋聖戦の第4局に勝てば、屋敷伸之九段が持つ18歳6か月の最年少タイトル獲得の記録を更新する。王位戦も残り2勝でダブルタイトルの期待も高まる。元谷氏の言うように藤井七段はコロナ禍も吹き飛ばし、希望を与える“日本の星”となるのか。