浅草サンバカーニバル実行委員会が10日、公式サイトで今年の開催延期を発表した。

 実行委員会は「本年9月26日に開催を予定しておりました第39回浅草サンバカーニバル・パレードコンテストは新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、開催を延期いたします」と報告。首都圏での感染拡大が顕著になるなか、来場者や関係者の安全確保が出来る保障がないこと、集団感染のリスクを回避する為、参加チームの練習や衣装等の製作ができず、例年のようなクオリティーを保てないことなどを延期の理由に挙げている。

「第39回浅草サンバカーニバル・パレードコンテスト」の新たな開催予定日は、来年2021年9月25日とすることも決まった。

 浅草サンバカーニバルは1981年に第1回が行われ、今日まで続いている。日本で最大のサンバカーニバルのコンテストとして知られ、1日限りの開催だが、昨年の「第38回」には約50万人が来場した。