肉のテーマパーク「若者よ、渋谷に来るな」ツイートの真意

2020年04月01日 17時00分

 渋谷で人気の肉のテーマパーク「渋谷肉横丁」は、肉料理の名店が28店舗入り、9月に開業10周年を迎えるが、そのコロナ対策のツイートが話題になっている。

 31日も新たに78人の感染が確認された東京都では、対策本部会議で「接客を伴う飲食の場で感染を疑う事例が多発している」との報告を受け、小池百合子都知事がナイトクラブやバーなどへの入店を当面、控えるよう都民に呼び掛けている。

 そんな中、渋谷肉横丁のツイートは「感染拡大防止について、渋谷で開業10年目にして初めて言わせていただきます。若者よ、渋谷に来るな。共に歩んできた若者と、この難局を乗り越えたいと思っております。10年間渋谷肉横丁を支えてくれた若者よ、次は日本を支えてくれ」と呼び掛けた。

 渋谷肉横丁の関係者は「お店によってですが、3月の売り上げは前年同月比50%から80%です。それでも渋谷はいい方。新橋辺りは前年比10%ぐらいです。ただ、渋谷も4月は前年比の10%ぐらいになりそうです」と語る。

 また、サラリーマンの街・新橋では、予約が数か月待ちだった人気店もふらりと入店できる状況となっている。特に東京五輪延期決定後の自粛要請で、人気店も倒産危機を迎えている。

「8人で予約してお店を使ったら、店長、スタッフのみならず、オーナーや系列店の店長からもお礼のメールが来る始末。1回の会食でここまでVIP扱いされたのは初めてなのでビックリしました。それだけお店は必死なんでしょうね」とは新橋で飲み会を開いた幹事さんだ。

 SNS上では「飲食店倒産防止対策」の署名運動が拡散されている。外出自粛に理解を示しつつ「固定費(家賃)」と「雇用者給与の補助」を盛り込んだ施策を求める署名運動だ。

 小池都知事に名指しされたナイトクラブやバーの経営者からは「国は早く休業補償政策を発表してほしい」との悲鳴が上がっている。