人気ユーチューバーになっていた高須幹弥院長“バズりまくる”秘訣

2020年01月31日 16時36分

高須幹弥院長

 名古屋で一番有名なお医者さんが人気ユーチューバーになっていた。高須クリニックの高須幹弥名古屋院院長(44)のユーチューブチャンネルがプチブレーク中だ。美容整形の話題にとどまらず、人生相談から社会問題に至るまで寄せられた疑問に答えていくスタイルが受け、月7000人のペースでチャンネル登録者数が増加中。高須院長のユーチューブに対するこだわりとは——。

 高須クリニックは東海地区で売り上げ実績ナンバーワンの美容整形外科。「YES! 高須クリニック」で知られるテレビCMは名古屋の民放全局を合わせると1日あたり50本以上放送されている。高須院長自らがCM出演しているだけに、名古屋人なら誰もがその顔を一度は見たことがあるはずだ。

 高須院長がユーチューブを始めたのは今から6年ほど前のこと。最初は本業である美容整形の話や手術動画をアップするのがメインだった。「自慢ではないのですが、自分は手術が上手だと思っているんです。手先の器用なところや手際の良さなどを見せたかった」(高須院長)。美容整形の手術はおおまかに100種類ほどあるというが、そのほとんどすべてをノーカット動画でアップした。

 手術動画に関してはほぼやり尽くしたという高須院長が次に挑戦したのがトーク力が必要となる解説系の動画だ。患者さんからの質問に答える動画をアップしていると次第に美容整形以外の質問も寄せられるようになった。「日本の少子化の原因は何ですか?」「最強のED治療薬とは?」「風俗嬢に本気で恋してしまいました。毎日がつらいです」。社会問題や人生相談、さらには下ネタなどあらゆるジャンルの質問に対して答えていくとこれが話題に。回答動画の中にはは165万以上の再生回数を記録するなどバズりまくったものもあった。手術動画中心にやっていたころのチャンネル登録者数は2万人前後だったのが、最近では月7000人ほどのペースで増加。現在のチャンネル登録者数は12万人を超え、ユーチューブからの収入だけで月に数十万円ほどになるという。

 ユーチューブ動画をアップするうえで高須院長が気を付けているのが「ウソはしゃべらない。ちゃんと裏を取ってからしゃべるように心掛けている」ということだ。「僕は医者なので医学、美容の知識を基に正しい情報を伝えたいんです」(高須院長)。そのために学会や科学雑誌、厚生労働省のデータなどの下調べは欠かさないという。

 名古屋、大阪で1日あたり約20件の手術をこなすなど多忙な日々を送る高須院長だが、それでも仕事の合間を縫って週に2本ほどのペースで動画をアップしている。そこには高須クリニック院長である父・高須克弥氏(75)譲りの強烈なバイタリティーがある。「父の、自分が先陣を切って働いていくというところは偉いと思いますし尊敬しています。75歳になった今でも自分で患者さんの手術を行っている。楽をしないで自分が頑張って働いていこうというところは似ていると思います。父も自分も仕事やいろんなことに挑戦することが好きなんですね」