元衆議院議員のタレント・宮崎謙介(39)が24日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。不倫問題で猛バッシングを浴びる俳優・東出昌大(31)に「一緒に頑張りましょう」とエールを送った。

 妻で女優の杏(33)との別居が報じられた東出。原因は女優・唐田えりか(22)との3年にも及ぶ不倫だったという。疑いを持った杏は何度も東出に関係を断つように言ったが、ずるずると不適切な関係は続いた。杏が妊娠中だったこともあり、東出と唐田は非難の声が浴びせられている。「おしどり夫婦」「イクメン」も実際と全く違うとの報道もある。

 東出の事務所は22日、本人に事実関係を確認した上で「書かれている事柄はほぼ事実と判明しました」と認め「東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄だと思います。どのように非難されても弁解の余地はありません」とコメント。また「現在、本人はこのような事態になったことに対して、責任の重さ、失ったものの大きさを実感しひたすら後悔に苛まれ苦しんでおります」という。しかし、この事態を招いたのは東出自身であり「失われた信頼を回復するには気の遠くなるような時間と努力が必要だと思います」と反省を促した。そして「今回の別居は離婚へ向かうものではなく、なんとか修復へのステップを踏むための冷却期間を考えております」との見方を示した。

 宮崎は衆院議員時代に育児休暇の実現に動いたことから“イクメン議員”と呼ばれていたが、妻(金子恵美=当時・衆院議員、現・タレント)の出産入院中に女性タレントと関係を持ったことが週刊文春に暴露された。

“先輩”にあたる宮崎は「東出さんは平謝りされているということは、関係を修復して、もう一回やっていきたいということですね。私は、そういう立場に置かれた東出さんの状況と気持ちと、全てよく分かるんですよ。こんなに報道もされて」とコメント。「ここで続けていくという決断をされるのは修羅の道ですよ。並大抵のことじゃなくて、乗り越えなければいけないものが、いっぱいあるんですよ。よく言ったもので『快楽は一瞬で謝罪は一生』なんですよ。私もそれを背負ったつもりで頑張ってきています」と自身の体験に重ねた。そして「カメラに向かって「東出さん、あなたは一人じゃありません、一緒に頑張りましょう」とエールを送った。

 逆風ばかりの中、「東出さんに辛らつなことは何も言いません」と応援の立場を明確にした宮崎に、出演者からは「さすが」と称賛の声がでた。だが「3年は長いですね。付き合い3年は長い!俺は2週間だもん」と開き直りのような発言で出演者を笑わせた。