吉田照美 愛称「ロバ」の名付け親はマッチで〜す

2020年01月08日 11時00分

意外な秘話を明かした吉田

 フリーアナウンサーでタレントの吉田照美(68)は「ロバ」という愛称でオールドファンに親しまれている。そのルックスが面長で、いわゆる“ウマづら”であることに由来するのだが、名付け親が「マッチ」ことジャニーズの近藤真彦(55)だという事実は意外と知られていない。ロバ(68)の年を迎えた吉田が、ロバへの思いを“馬”鹿“馬”鹿しくも熱弁した。

 吉田といえば、ラジオがメインのアナ。それゆえ、近藤から「ロバ」と“命名”されたいきさつを知っている人がいるとしたら、かなりのヘビーリスナーだろう。

 今から30年以上前、若者の人気を集めた文化放送「吉田照美のてるてるワイド」(1980~87年)で近藤と共演。「たのきんトリオ」の一人としてブレークしていたジャニーズアイドルに番組中、「ロバ!」と言われそれが定着した。間違いなくマッチが名付け親だったのだ。

「僕の中で“ロバ顔”は、たけし軍団のつまみ枝豆さん。僕より“ロバ顔”だと思うんですけどね。まさか自分にそのニックネームがつくとは思ってませんでした」

 自身よりひと回り年下の近藤に“ロバ呼ばわり”されてイラッ!としてもおかしくないが、むしろ「イジってもらえてありがたかったですね」。もともと、近藤からチャカされていた面があったようで「ジョーズのはく製を頭にかぶせられたり、おもちゃの手錠をかけられたりしていた」という。2人はロバならぬウマが合っていたようだ。

 同じく若者に人気があったフジテレビ系「夕やけニャンニャン」(85~87年)で共演したタレント大竹まことにも番組中に「ロバ」と呼ばれた。
「マッチと大竹さんから言われて、折り紙付きのロバなんだと思います」

 当時、東京・銀座で妻とデートしていても、一般人から「ロバ!」と声を掛けられたという。

 昨年春には東京・錦糸町のホテルのレストランで、ロバのステーキを食す経験にめぐり合った。「ロバ」がロバ肉を食らう“共食い”はある意味、歴史的瞬間ともいえる。

「日本でロバは食用になってないけど、ロバ肉は相当“ウマ”いです。味は牛のステーキと遜色なく、目隠しされたらどっちがロバでどっちが牛か分からないくらい。イタリアでは普通に食べられているそうです」

 ロバとの数奇な縁は仕事にも結び付いた。“B級映画の巨匠”河崎実監督がメガホンを取った映画「ロバマン」(10日公開)に主演することになったのだ。68歳の老年男(吉田)がロバ星人から超能力を授かって特撮ヒーロー・ロバマンに変身する物語。共演は伊東四朗(82)、「欅坂46」小池美波(21)ら。

「あのニックネームがこういう形で結び付きました。映画化はマッチも知ってるので、お礼を言いたいですね」

 ちなみに、本紙記者の見た目については「うん、家畜系ですね」と、自身と“同類”と言わんばかりにイジった。

☆よしだ・てるみ=1951年1月23日生まれ、東京都葛飾区出身。血液型O。早稲田大卒。74年に文化放送にアナウンサーとして入社。「――てるてるワイド」などでパーソナリティーを務め、人気を得る。85年に退社してフリーアナに転身。文化放送「吉田照美のやる気MANMAN!」を20年担当するなどラジオ界の第一人者。