タレントのなべおさみ(80)が意外な交友関係を29日発売の「週刊新潮」に報じられた。その相手とは、白血病と闘っている競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)だ。

 同誌によると今月25日、なべは白い高級外車に池江を乗せて東京・世田谷区内のなべの自宅に向かった。そして池江は家族とともに滞在した後、再びなべの運転する高級外車に乗って東京・銀座に出かけ、イタリアンを食したという。そもそも80歳のなべと19歳の池江に交友関係があるのが驚きだが「池江選手の母親が知人を介して面識を持った」と同誌は記している。

 なべは、かつて王貞治ソフトバンク会長の胃がんを「治療した」などと自著に記したことがある。「私を助けてくれますか」と言う王氏に対し、なべはその手を握り続けて何と治癒。事実かどうかは分からないが、なべよる民間療法に、わらにもすがる思いで池江は頼っているのだろうか。だが、あるテレビ局関係者は「池江さんは、白血病と分かった直後から医師による抗がん剤治療を受けているから、治療に関する心配はないのでは」と指摘する。

 ただ、同関係者が心配するのは別の点だ。

「80歳という高齢なのに、高級外車を乗り回しているのはいかがなものでしょうか。だって、大事な池江選手を乗せているわけでしょう。白血病の治療がうまくいっているのに、万一事故でも起こしたら、目も当てられない。もちろん、なべ本人は『そんなにもうろくしていない』と反論するかもしれませんけど」

 現在、高齢者ドライバーは社会問題になっている。死亡事故も相次いでいるだけに、本来ならばなべも免許証を返納するのが望ましいはず。ましてや「池江選手を乗せるのはもってのほかでは?」と同関係者は指摘している。