女優の日南響子(26)が主演映画の撮影現場で〝トンデモ伝説〟を残していたことが分かった。

 日南は7月に全国公開された「銃2020」に主演。同作は2018年に公開された村上虹郎主演の「銃」を新たな視点で描いたもので、銃を拾い、銃に翻弄される日南演じる主人公・東子を中心にストーリーが展開していく。佐藤浩市、加藤雅也、友近、吹越満、リリー・フランキーなど、豪華共演陣でも話題となった。

 キャッチコピーはズバリ「狂気が覚醒する。」。この言葉通り、ある日の撮影で日南が覚醒したという。

 関係者の話を総合すると、本番直前、日南が舞台セットの一部だった本物の鳥が入った鳥かごを指さし、こうゴネだした。

「彼(鳥)がかわいそう。自由にしてあげて!」

 さらに困惑するスタッフを横目に、目的も告げず、いきなり撮影現場から走り去っていったのだという。鳥の前に日南が〝解放〟されたわけだ。

「全く意味がわかりませんでした。現場は大混乱。外に出た日南さんをスタッフが必死に追いかけました」

 突然〝脱走〟したケースで言えば、01年の「ミュージックステーション」で歌唱後、号泣しながらスタジオを飛び出したシンガーソングライターのCoccoが思い起こされる。当時を知る音楽関係者によると「本当に消息不明になった。数年後、突然事務所を訪れてきた時には小さい子供を連れていた。『自分の子』です、と。何がなんだかわからなかった」という。

 日南はその後〝捕獲〟されたが、騒ぎを聞きつけた警察官が現場に駆け付ける事態となった。芸能関係者の話。

「日南さんは独特のオーラと存在感がある。ブッ飛んでますよ。だからこそ、この業界では貴重と言えますがね」

 たしかに歴代の大物俳優は常人の想像を超える伝説を残していることが多い。日南が〝仲間入り〟する日は近い!?