ハロー! プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’22」が、コロナ禍のために2020年春の開幕直前に中止が決定した単独コンサートツアーを先日、ようやくスタートさせた。インタビューに応じた石田亜佑美(25)は、ようやく始まったツアーに大喜び。さらに出演が決定した、5月のフェスイベント「JAPAN JAM 2022」への思いも語った。

 ――ツアーが2年ぶりにスタートしました

 石田 めちゃめちゃ楽しくて! 私、「生きててコンサートしか楽しみがない!」ってぐらい、コンサートが楽しいんです。コンサートが人生においてこんなに幸せを感じられるものなんだったって、再認識してしまいました。「ツアーは当たり前にできるものじゃない」と自覚して、なお大切なんだなと思ったら、楽しすぎて! その時間が大切すぎて。今、人生のピークですね。コンサートは。フフフ。

 ――舞台から見える景色はどうでしたか

 石田 (感染対策で)ファンの方からの歓声はなかったんですけど、もうフラッシュバックですね。サイリウム(ファンが振るペンライト)が揺れているのを見た瞬間に、本当に泣きそうになりました。それぐらい高まりました。本当に泣いたのは最後のMCの時です。その会場は2年前にゲネプロ(通しのリハーサル)までやったのに、コロナ禍でツアーが中止になった。その時、リーダーの譜久村聖さんが「いつか初日を迎える時のためにゲネプロやっておこうね。いつかまたツアーできるといいね」という言葉があって。それを振り返った時に泣いちゃいました。

――2年は長かった?

 石田 あっという間ではあったんですけど…長かったですね。15期にとっては今回のツアーが2回目になるんですよ。普通だったら、もっと経験できているはずなんです。でも、15期もこの2年ですごくいろいろな経験をしているのでたくましくなってて、任されるパートも多くなってます。すごく成長しているんですね。だから見る人はすごく驚くんじゃないかなーと思います。

 ――5月にはフェス「JAPAN JAM」に出演する

 石田 ツアーのリハーサルを、いざ通しでやってみようってなった時に結構、体力的にきつくて。1時間半のライブなのにつらくて、あれヤバいなと(苦笑)。で、会場入りして衣装着て、靴を履いて、段差があるステージで通しリハーサルやった時も、メチャきつかったんです。

 ――ブランクは想定以上だった

 石田 でも、いざ初日になってやってみると余裕だったんです。だから「声援の力」ってすごいって思ったし、「JAPAN JAM」もイケるわ!と思いました(笑い)。

 ――今年のフェスでの目標は

 石田 「魅せる」ですね。また、このコンサートでは6月8日発売の新曲「Chu Chu Chu 僕らの未来/大・人生 Never Been Better!」も披露しています。いろんな会場でみなさんに会えるのが楽しみです!
(このインタビューの特別版を東スポnoteで掲載予定です)

【実はカレー好き】石田には、スパイスカレー好きという一面がある。今回のインタビューの場所は東京・世田谷区経堂の南インドカレー店「スリマンガラム」で行われた。店主のマハリンガム氏はキャリア33年のシェフで、あのマツコ・デラックスも絶賛する腕前を持つ。

 石田はマハリンガム氏のスペシャルカレーに「めちゃくちゃおいしいです! 南インドカレーはほぼ初めてなんですけど、辛さも程よいですね」とドはまり。マハリンガム氏は「私がスパイスカレーの作り方を教えてあげますよ」と講師役を買って出た。石田が弟子入りする日は近い?